周りにばれないように、廊下ですれ違うたびに目配せ。 「お前の部屋でな」「わかった」と小声で話すだけ。 どちらかの部屋で会う約束をすれば研究の話をすることもあったが 大抵はいちゃいちゃべたべた、触ったり、触られたり。キスしたりされたり。 「スカイファイアー」 少しだけ覚悟を決めて言ってみた。 スカイファイアーは優しいからもしかしたら許可が出るかもしんねぇとか考えた。 「…お前のイく顔が見たい」 「え…!?」 ちょっと身体を強張らせながら顔を赤くするスカイファイアーを正面から見てため息が出る。 そんな態度するから見たくなるんだろうが。 繋がり3 スカイファイアーは固まっていた。 やっぱ無理かと諦めつつも後押ししてみる。 「…」 「す、スタースクリーム!」 繋がっていた指先をぎゅっと握って首にキスをする。 焦った声が好きだ。スカイファイアーは嫌だって言わない。 俺を馬鹿にしねぇし。優しいし。色っぽい声だすし。 「だ、駄目だよ。スタースクリーム」 「良いって」 「何が」 「良いんだよ」 ゆっくり、押し倒して行ってスカイファイアーが地面に倒れこむと起き上がってこないように スカイファイアーにキスをした。舌を何度も絡ませてその気にさせる。 「スカイファイアー…」 「…」 「……」 指で唇に触れて目元に触れて、抵抗しないスカイファイアーに気が良くなった。 スカイファイアーの手がゆっくり背中に回ってきて羽を撫でられる。 軽く唇にキスするとスカイファイアーが肩に手を置いてきた。 「…スター、スクリーム…」 「ん?」 「はぁ」っとスカイファイアーがため息を漏らす。これがまた色っぽいし、可愛いし。 それに欲情してまたキスをする。スカイファイアーのため息を間近で聞きながら その口を吸ってスカイファイアーの手と自分の手を強く重ねた。 「…ごめんね」 「何が?」 「…」 肩を押し返される。 頭が冷めてくる。 キスしていた口も繋がってた手も冷える。 「…いやか?」 「…違うよ」 「なら、なんで」 ぎゅっと腕を掴まれて俯いていたスカイファイアーが顔を上げると しっかりとした表情で迷いのない顔をしていた。 「ごめん」 「う、ぁ…わ!」 押し倒されていたスカイファイアーが急に起き上がって身体を抱きしめられた。 何がしたいのかわからなくて硬直していると場所を入れ替えるように寝台に押し倒された。 「…す、スカイファイアー…?」 「…可愛いって言われるの」 「は?」 「そんなに嬉しくないんだ…」 「え、あ、わ、…わりぃ」 「怒ってないよ」 頬を撫でられ、微笑むスカイファイアーを見る。 言ったとおり怒ってはなさそうだ。ほっと安心する声をだす。 「でもね。スタースクリーム」 「あ?」 「…これだけは譲れないよ」 キャノピーを撫でるスカイファイアーの手が冷たい。 隙間に指を入れたりキャノピーを開けて内部を触れたりするスカイファイアーを黙って眺めた。 「…え?ス、スカイファイアー…?」 「可愛い。スタースクリーム」 「え、あ、そうか…?て、待て。おい」 「君が煽るから」 「あ、煽ったけど…!何か…!」 「駄目だって言ったのに」 「さ、触るなよ!」 「…耐えるの…大変だったよ」 スカイファイアーは圧し掛かるようにしてキャノピー内や身体をまさぐった。 押し返したくても体格差で押し返せない。身体を必死に起こそうとして身体を丸めても無駄だ。 背中に感じる床を気にしつつもスカイファイアーを見上げる。 珍しくへらへらしてない凛とした顔つきに「こういう顔もできるのか」なんて感心したりする。 いや、そんなことはどうでも良い。今は。 「…少し、口開いて…」 「…んっ…んぅ」 「…」 「ふ、…ぁ…!」 舌がいきなり口に入り込んできて、くぐもった声が出る。 普段はお互いに緩く舌を絡める程度なのに口内の奥まで入ってくる舌に思わず悲鳴にも似た声が出た。 喉の奥に互いの口内オイルが落ちて行って苦しいのに開放されない。 すっと脚にスカイファイアーの指が触れたのを感じて目を見開いた。 スカイファイアーは指の腹5つ全て使って腰から脚の関節まで何度も往復して撫でた。 むず痒さに身体を捻る。時々スカイファイアーがその指をカツカツと装甲を叩くとその小さな衝撃が 脚の内部を揺らして更に落ち着かなくなってくる。 なんだこの感じ。おかしい。脚がびりびりする。 「な、なんだ…?」 「スタースクリーム…どう?」 「ど、どうって…何かおかしい…お前何、した?」 「…何もしてないよ…」 スカイファイアーは微笑んだ。いつもと違う。可愛くない。 「ス、スカイファイアー…?」 「スタースクリーム…少しだけ脚開いて」 「な、なんでだよ」 「優しくするから。痛くしないよ」 「…違う…」 首を左右に振る。おかしいだろ。その台詞は俺が言う台詞だろ? 左右に振る顔を抑えられてまた唇が重なるとスカイファイアーの手がゆっくりと脚の間に触れた。 * 「大丈夫かい…?」 「……」 申し訳なさそうな声でスカイファイアーは腰をさすってくれた。 大丈夫に見えるかよ?痛ぇよ。腰も、レセプタも。精神的にもな。 「…今日まで全部演技かよ…」 「違うよ」 「…嘘つけテメェ…」 下腹部のレセプタよりぽたぽたとオイルが落ちる。怪我ではない。スカイファイアーのものだ。 見る気はない。自分もぶち込まれて達してしまったんだから文句は言えない。 自分のコネクタと、そのコネクタから飛び出したオイルにより太もものあたりはべたべたしていた。 「…すまない…でも、その可愛いかったよ?」 「……スカイファイアー」 「なんだい?」 「……」 黙って床に倒れたままスカイファイアーを見つめるときょとんとしたままスカイファイアーは顔を近づけてきた。 「…ご不満かい?」 「もちろんだ」 「…嫌いになった?」 「………」 「好きだよ…スタースクリーム」 「…鬱陶しいんだよ…お前…」 首の後ろに手を回して引き寄せて口を無理に奪う。 驚いているスカイファイアーを痛い腰を我慢して押し倒すとスカイファイアーは驚きのあまり声も出ないようだ。 その顔を見て優越感に浸りつつも下腹部の違和感は拭えない。 「…今から俺にやらせろよ」 「…スタースクリーム」 「お前だけずりぃだろ?」 「…まだやりたいのかい?」 「あぁ、たらねぇよ…」 その言葉を聴いたスカイファイアーはにっこり笑って腕を掴んできた。 「この体勢になりたい?」 「あぁ、俺が上で」 「じゃあこのままで」 スカイファイアーが承諾したので、今から見ることが出来るだろうスカイファイアーの表情を予想して一人にやける。 「少し腰を浮かせて」と言われてその通り動くとぬめったままのレセプタにスカイファイアーが触れてきた。 「……何してんだ?」 「接続だよ」 「…俺がお前にだよなぁ?」 「君が私の上に乗ったまま、私が君の中にね」 「……ふ、ふざけんな!」 暫くスカイファイアーの言葉を理解するのに時間がかかったが顔を押しのけてそのまま立ち上がろうとする。 がっしりと跨った脚を押さえつけられて立ち上がれない。 「急に立つと危ないよ」 「ほっとけ!」 「スタースクリーム…君は可愛いから」 「んっ…」 「…」 首の後ろにスカイファイアーの指先を感じてすぐに引き寄せられる。 スカイファイアーに圧し掛かりながらキスをして、背中を撫でられ、甘ったるい息がでる。 「…しっかり見てないと」 「あぁ…?」 「私の達する顔、見たいって言ってただろう?」 「…おま、え」 「うん?」 「…可愛くねぇ」 「…うん。有難う」 どうせお前の顔なんて見てられねぇんだよ。 お前がイく時なんて、俺の意識はしっかりしてねぇんだからよ。 ------------------------------------------------------------------------------------ 何が書きたかったんだかわからなくなった… そのうち時間があったらリメイクしてログ収納します…今のままじゃとてもじゃないけど…(´・ω・`) とりあえず形にしておいておきたかったということでww えろ祭中なんでえろはなしで。